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倫理観と法令順守

当社の倫理観と法令順守への取り組み

GEODISでは、強固な倫理原則への取り組み、法律と国際基準の尊重がビジネスを行う上での重要な前提条件です。当社は、お客様が規制上の制約を克服できるようサポートしながら、すべての業務において誠実さを維持しています。

強力な企業コンプライアンス・プログラム

GEODISは、すべての事業部門にわたって導入された包括的なプログラムを用いて、業務における倫理原則の採用を綿密に監視しています。同時に、特に汚職撲滅、競争、データ保護、輸出管理に関しては、国際的な規制を最大限に尊重しています。これにより、当社のあらゆる活動において、ビジネスコンプライアンスが確保されるのです。

2003年には、当社は人権保護や環境保護などの分野で対策を講じるよう世界中の企業に呼びかける国連のグローバル・コンパクトに参加し、この分野での取り組みをさらに強化しました。2009年、私たちの強いコミットメントは、倫理規定の発行と配布によって具体化されました。私たちはこの規範を定期的に更新し、全従業員がそのコピーを所有していることを確認し、全従業員を対象とした研修を通じてこの規範を徹底させています。

 

GEODISの倫理・コンプライアンスアプローチの8つの構成要素

私たちは、8つの要素を通じて、この分野での取り組みを推進しています。

 

経営陣の取り組み

私たちは、倫理と法令順守を重視するグループ経営陣の強い姿勢を明確かつ頻繁に伝えます。経営陣はまた、全ての倫理・法令順守に関する行動を積極的に承認し、監視しています。

 

倫理規範

GEODISの各事業体の経営陣は、行動規範と補足文書(汚職との闘い、競争慣行などに関するツールキット)を普及させる責任があります。これにより、社内のあらゆる階層に意識が浸透し、業務内での効果的な実施が保証されます。

 

専用のリソース

GEODISの執行役員会は、倫理および法令順守へのアプローチを開発・支援するための専門チームを設置しました。このチームは、GEODISの事業分野や地理的なエリアにわたる担当者や窓口のネットワークと連携しています。

 

リスク評価

倫理・リスク委員会は、当社のリスクマッピングのアプローチとそれに対応する行動計画を管理し、定期的に更新しています。

 

研修プログラム

当社のトレーニングプログラムでは、すべての従業員が適切なトレーニングを受け、特定のモジュールやセッションを通じてこのトピックを認識できるようにしています。これらのプログラムは、内容に合わせた定期的なキャンペーンの対象となっています。倫理とコンプライアンスのトピックは、従業員の統合プロセスや、各マネージャーがチームと行う年次評価会議の一部でもあります。

 

懲戒手続き

倫理とコンプライアンスに対する経営陣の取り組みは明確かつ明白です。当グループが定めた規則に違反した場合は、処罰の対象となります。この厳格さは、すべての利害関係者による当グループのコミットメントの実行を保証するために極めて重要です。

 

サプライヤーおよびパートナー

GEODISは、主にサプライヤーとパートナーの評判と誠実さを評価することを目的とした評価手順を実施しています。これにより、業務と物流チェーンに不正がないことを保証します。サプライヤー行動規範には、GEODISの期待が明確に記載されています。

 

倫理的警告システム(「内部告発」)

当社は、従業員一人ひとりが報復を恐れることなく、違反の懸念や疑いを共有できるよう、世界規模の「内部告発」システムを導入しています。このシステムは、GEODIS のパートナー (クライアント、サプライヤー、下請け業者など) もアクセスできます。本システムへのアクセスはalert.geodis.comです。

 

当社の倫理およびリスク委員会

GEODISは2010年に倫理およびリスク委員会を導入しました。この委員会は、倫理・法令順守、リスク管理、予防に関するグループの決定を定義し、指示します。また、GEODISの倫理規定に概説されている原則の実施を保証します。その主な使命は以下の通りです。

  • 意思決定と業務遂行方法の指針となる倫理原則を決定する
  • 倫理規定の原則が組織全体および当グループのビジネスパートナーに浸透するよう監督する
  • 倫理・コンプライアンスプログラム(手順、研修、コミュニケーションなど)の開発を推奨し、グループの価値観に沿ったものであることを確認する
  • 潜在的または証明されたリスクを分析し、グループが取るべき予防措置または是正措置を選択する
  • 提出された事項について声明を発表する

 

倫理およびリスク委員会の委員長は最高経営責任者(CEO)が務め、その役割はグループの企業文化に倫理観を組み込むことです。当社のさまざまなステークホルダーの利益のために、健全で持続可能な成長を目指す当社の取り組みを確認するものです。経営委員会および経営陣のメンバー数名で構成されています。

  • 企業秘書役、経営委員会メンバー
  • 最高財務責任者、経営委員会メンバー
  • 倫理及びコンプライアンス担当取締役
  • 人事担当副社長、経営委員会メンバー
  • 安全およびセキュリティ担当取締役
  • 内部監査部長

 

GEODISの倫理規定

当社の倫理規範は、GEODISの倫理およびコンプライアンスアプローチの基盤です。この文書は、すべての業務で実施すべき原則と、これを確実に実施するための責任組織を定義しています。これは、市民社会、ビジネスパートナー、株主、従業員といった各ステークホルダーに対して責任を持ち、信頼されるパートナーとして行動するというグループの取り組みを表明するものです。

 

サプライヤー行動規範

当社のサプライヤー行動規範は、サプライヤー、下請け業者、パートナーに対するGEODISの倫理規範を明文化したものです。人権と基本的自由の尊重、衛生、健康と安全、腐敗との戦い、競争、適用される輸出法と規制、機密保持、エコロジー、下請け業務などの観点から、サプライヤーに対し、当社が期待することを明確に記しています。

 

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