LTL (Less-than-Truckload)

混載輸送

 

LTL(混載輸送)とは、1台のトラックに複数の荷主の貨物を相乗りさせて運ぶ手法のことです。荷主は実際に使用したスペースの分だけ運賃を支払うため、輸送コストを抑えられるメリットがあります。

LTL輸送の現場では、各地の貨物を集約拠点(ハブ)に集めて配送先ごとに仕分ける「ハブ・アンド・スポーク方式」が広く採用されています。さらに、拠点に届いた貨物を保管せず、そのまま次のトラックへ迅速に積み替える「クロスドッキング(クロスドック)」を組み合わせることで、効率的な運行を実現しています。
運賃は、貨物の品目分類や、パレットの積載スペースなどを基準に設定されます。例えば米国では、貨物の分類基準としてNMFC(National Motor Freight Classification)という制度が採用されています。なお、運賃には重量だけでなく容積(大きさ)も反映されるため、軽くてもかさばる貨物は割高になりやすい点に留意が必要です。
 

Keepeek
LTL vs FTL Truckloads

どのような場合にLTL(混載輸送)を選ぶべきか

 

目安として、重量が50kg〜5トン、パレット1〜8枚分のスペースを使用する貨物には、LTL(混載輸送)が適しています。宅配便で送るには重く、トラックを1台貸し切るほどの量ではない貨物を、ほかの荷主の貨物とまとめて効率よく運べるためです。

運賃コストを左右する主な要因


LTL(混載輸送)の運賃を左右する主な要因は、以下の4つです。

  • 貨物分類(フレイト・クラス):貨物の種類や密度、取り扱いやすさなどに基づく、運賃算定のための区分。
  • 輸送距離:発送地から配送先までの距離。
  • 付帯料金:通常の輸送に加えて、追加作業や特別な配送条件に対応する際にかかる料金。
  • 燃料サーチャージ(FSC):燃料価格の変動に応じて加算される追加料金。