Shipper

荷主(シッパー)

 

荷主(シッパー)とは、運送人に貨物を引き渡し、船荷証券(B/L)や航空貨物運送状(AWB)に記載される法人または個人を指します。

 

製造業者でも3PLでも、荷主は、品目分類、書類の正確性の確保、運賃交渉について責任を負います。コストは入札で見直しを行い、輸送経路ごとの運賃比較(レーンベンチマーク)ツールや契約管理システムを使って支払運賃を市場相場に連動させて管理します。さらに、排出量を削減するための代替輸送手段検討や、サプライチェーンの安全性維持を目的とした物流業務監査を定期的に実施する役割も担います。

4PLという選択肢

 

4PLは荷主のパートナーとして、サプライチェーン全体の契約管理、監査、KPI管理を統合的に行います。4PLがコントロールタワーとしてサプライチェーン全体を可視化することで、荷主は人員を増やさなくても全体を管理しやすくなります。また、複数荷主の取扱物量を背景としたスケールメリットを活かし、より有利な運賃・契約条件を引き出しやすくなるといった恩恵も受けられます。

荷主に義務付けられている申告内容

 

荷主には、正確なHSコードの特定、輸出許可証の取得、および申告価格の提示が求められます。これらに誤りや不備があると、罰金や国境・通関での遅延を招くおそれがあります。

輸送費を削減する方法

 

特定の運送会社への依存を避けて複数の運送会社を活用すること、TMS(輸配送管理システム)の実績レポートを分析すること、そして電子入札を実施することが、輸送費の削減に有効です。

荷主のサプライチェーン管理における主要KPI

 

継続的な業務改善を進める上で、「サプライヤーの納期遵守率(OTIF)」、「製品1単位あたりの輸送コスト」、そして「貨物の破損・損害発生率」の3つが、荷主が重点的にモニタリングすべき主要指標です。