Transport carbon footprint

輸送カーボンフットプリント

 

輸送カーボンフットプリントとは、貨物や人を出発地から目的地まで運ぶ際に排出される温室効果ガスの総量のことです。通常はCO₂換算(CO₂e)で表します。算定対象には燃料の燃焼、車両の製造・保守に伴う排出が含まれ、算定方法によっては道路や線路などのインフラの利用に伴う排出も考慮します。

 

貨物輸送では、道路・鉄道・海上・航空といった輸送手段に加え、積載率、燃料の種類、輸送機器の燃費効率、輸送ルートによって排出量が変わります。正確に算出することで、企業は環境への取り組みの成果を把握し、法規制に基づく報告義務に対応するとともに、排出量の削減に向けた改善点の把握が可能になります。

解決できること

 

輸送カーボンフットプリントの測定は、現実的な排出削減目標を設定し、顧客のサステナビリティに関する要求に応えるための土台となります。さらに、空車回送の多さや輸送手段の選び方など、排出量の大幅な削減が見込める改善点の把握にもつながります。

導入時の課題

 

  • データ品質と報告形式のばらつき
    収集するデータの品質にばらつきがあり、国や地域ごとに報告形式も異なるため、データを統一して扱うことが難しくなります。
  • 算定範囲の抜け漏れ
    燃料の生産段階や、ラストワンマイル(最終拠点から届け先までの配送区間)で発生する排出量などが、算定対象から漏れる場合があります。
  • 測定結果が改善につながらない
    測定結果を日々の業務計画に反映しなければ、具体的な改善行動につながらないおそれがあります。