Cross‑docking
クロスドッキング
クロスドッキングとは、入荷した貨物を倉庫に長期保管せず、原則24時間以内に出荷用車両へと積み替えて発送する物流手法です。倉庫内での保管を最小限に抑え、リードタイムを短縮します。
運用の種類と仕組み
- 事前配分型(Pre‑distribution)
貨物が到着する前に、使用する出荷バースを決めておく方式です。入荷後は、指定のバースへ貨物を移動して積み替えます。 - 事後配分型(Post‑distribution)
貨物が到着してから、需要に応じて仕分けや配送先への振り分けを行う方式です。 - 集約型(Consolidation)
複数の小口貨物を拠点に集め、トラック1台分の貨物にまとめて出荷する方式です。 - 分散型(Deconsolidation)
まとまった量の貨物を拠点で受け入れ、店舗への配送に向けて小口に分ける方式です。
クロスドッキングは、ただ荷物を積み替えるだけでは上手くいきません。事前の出荷通知(ASN)をベースに、バースの空き状況をコントロールし、さらに倉庫(WMS)と配送(TMS)のデータをリアルタイムでつなぐ。この3つが揃うことで、初めてスムーズな物流が実現します。